元Jリーガーが合同トレーニング 新たな所属先探す 新富町

元Jリーガーなどが合同でトレーニングをしながら実力をアピールし、新たな所属先を探すプロジェクトがことしも新富町で行われています。

プロジェクトは戦力外通告を受けるなどして新たな所属先を探す元Jリーガーや地域リーグの選手たちを支援するため、J1の柏レイソルなどで活躍した増嶋竜也さんが主催して2年前にスタートしました。

プロジェクト名は再びピッチに戻るという意味で「Reback」。

参加した選手たちは、多くのJリーグのクラブなどがこの時期キャンプを行う宮崎で合同でトレーニングをしながら、各クラブの関係者にアピールします。

ことしで3回目を迎え、新富町の「富田浜公園グラウンド」では8人の選手が先月23日からトレーニングを続けていて、9日はミニゲーム形式の練習でそれぞれキレのある動きをみせていました。

トレーニングは今月13日まで行われますが、この間の選手の経済的な負担を軽減するため、クラウドファンディングで寄付も募っているということです。

昨シーズン、テゲバジャーロ宮崎でプレーした瀧澤修平選手は「1人で体を動かすのと違って実戦形式の練習もでき、体力もつけられる。まだサッカーをやりたいので頑張ります」と話していました。

主催した増嶋さんは「みんなでつらい時期を乗り越えて、またサッカーする環境を見つけてほしい」と話していました。