北茨城市 特別支援学校 津波を想定 高台への避難経路を確認

海岸からおよそ50メートルにある茨城県北茨城市の特別支援学校で、地震による津波が発生した想定で、高台への避難経路を確認する訓練が行われました。

北茨城市の県立北茨城特別支援学校は、海岸からおよそ50メートルの距離にあり、市のハザードマップでは5メートル未満の浸水が想定されています。
訓練は、福島県沖で地震が発生し、大津波警報が出されたという想定で行われ、小学部から高等部までの児童と生徒あわせておよそ90人と、教員や保護者が参加しました。
子どもたちはまず、学校近くの駐車場に集まったあと、海抜43メートルの高台にある高萩市の高校まで、およそ3キロの避難経路を歩いて確認しました。
北茨城特別支援学校では12年前の東日本大震災以降、別のルートで避難訓練を行っていましたが、そのルートでは途中の踏切が地震で閉まってしまうおそれもあるため、今回初めて、国道沿いの経路で訓練を実施したということです。
訓練では車いすなど移動が困難な子どもたちはスクールバスで避難し、30分ほどの時間ですべての子どもたちが高校に避難することが確認できました。
そして最後に保護者への引き渡しの手順も確認されました。
訓練に参加した高等部3年の男子生徒は「避難する距離は長かったけどしっかり避難することができました。これからも訓練を続けて災害時もしっかり避難したいです」と話していました。
県立北茨城特別支援学校の三沢博樹校長は「災害時に子どもたちや教員を無事に帰せるように今後も訓練を続けていきたい」と話していました。