特産「マコモタケ」の苗植え作業 茨城 潮来

茨城県潮来市で天ぷらや炒め物の食材として知られる特産のマコモタケの苗を植える作業が17日行われました。

マコモタケは、水辺に生えるイネ科の植物で茎の根元の部分が食用になりシャキシャキとした食感とほのかな甘みが特徴です。
天ぷらや炒め物の食材として知られています。
潮来市では、27年ほど前からシルバー人材センターの人たちが中心となって耕作放棄地だった田んぼを活用するなどして栽培を行っています。
18日はシルバー人材センターのメンバーなど10人が水田に集まり、苗を植える作業を行いました。
参加した人たちは、横一列に並んで水田に入り、苗を一つ一つ丁寧に植え付けていました。
シルバー人材センターでマコモタケの栽培のリーダーを務める町田信夫さんは「順調に育って収穫できればと思います。皆さんに愛される特産品に育てていきたいと思います」と話していました。
シルバー人材センターでは今後、秋に高さ2メートルほどに育ったところで収穫する予定で潮来市内の道の駅などで販売されるほか、学校の給食でも提供されるということです。