日立市でサクラが開花 過去2番目に早く

日立市でサクラが開花 過去2番目に早く

サクラの開花を独自に観測している茨城県日立市の天気相談所は、21日午前、日立市でサクラが開花したと発表しました。
天気相談所が観測を始めてから過去2番目の早さだということです。

日立市天気相談所は毎年、かみね公園とJR日立駅前にある平和通りの合わせて2か所でサクラの観測を行っています。
21日午前、相談所の職員が2か所を調べたところ、かみね公園の標準木で開花が見られたことや、平和通りに植えられているおよそ120本のソメイヨシノの多くで花が5輪以上咲いているのが確認できたとし21日、日立市でサクラが開花したと発表しました。
天気相談所によりますと、かみね公園は昭和28年に、平和通りは昭和57年にそれぞれ観測を始めてから、最も早い開花となったおととしの3月17日に次いで2番目の早さだということです。
観測にあたった日立市天気相談所の池田恵介さんは「ことしは先月から気温が高い日が続き、花芽の成長が進んで開花が早くなりました。多くの方に日立市のサクラを楽しんでほしいと思います」と話していました。
サクラを見ていた市内の40代の男性は「気持ちが明るくなるので、サクラの開花を待ちに待っていました。ことしは『日立さくらまつり』も開かれるので、地域が盛り上がるといいと思います」と話していました。
日立市のサクラは1週間ほどで満開になる見通しだということです。