県が日立市に計画の産業廃棄物最終処分場 使用開始1年遅れる
茨城県が日立市に建設を計画している産業廃棄物最終処分場について、使用開始の時期が予定よりおよそ1年遅れて令和8年度末になる見通しとなりました。
茨城県は笠間市にある産業廃棄物最終処分場の埋め立て容量がひっ迫しつつあるとして、日立市諏訪町に新たに処分場を建設する計画です。
県によりますと、当初は令和7年度に使用を開始する予定でしたが、トラックが市街地を通らないよう道路を新たに整備するにあたり、地元からの意見の聞き取りなどに時間がかかり、使用開始の予定が当初よりおよそ1年遅れて令和8年度末にずれ込む見通しになったということです。
新たに整備する道路はおよそ4キロで、県は事業費を概算で120億円と見積もっています。
一般の車も利用できるようにするということです。
県は、「日立市などと連携し、地域の住民にていねいに説明しながら安全性を最優先して整備を着実に進めていきたい」と話してしています。