ウクライナから避難の2人が支援受けた日立市役所に感謝伝える
ロシアによる軍事侵攻の影響で茨城県日立市に避難していたウクライナ人の女性2人が来月から県外の専門学校に進学するため離れることになり、支援をうけた日立市役所を訪れ感謝の気持ちを伝えました。
ウクライナの首都、キーウ出身のアナスタシア・モトルナさんとナタリア・バベンコさんは、ロシアによる軍事侵攻をうけて去年7月から日立市に避難し市内の日本語学校に通っていました。
来月からは専門学校に進むためアナスタシアさんは大阪で、ナタリアさんは東京で暮らすことになり、8日、市営住宅の無償提供などの支援をうけた日立市に感謝を伝えようと小川春樹市長のもとを訪れました。
この中で2人は、日立市での生活について市内で食べたすしがおいしかったことや、かみね動物園に行ったときの思い出を語りながら感謝の気持ちを伝えました。
一方で、ウクライナでは、厳しい寒さの中、電気が足りないことが課題になっているなどと苦しい状況が続いていると話していました。
アナスタシアさんは「日立市では日本語学校の先生や友達に助けてもらいました。将来は、両親を日本に呼びたいので専門学校で学んで日本で仕事に就けるようになりたいです」と話していました。