茨城県 日立市 小中学校の給食費 4月からすべて無償化へ

茨城県日立市は子育て世帯の経済的な負担を軽減しようと、ことし4月から市内のすべての小中学校などの給食費を無償化する方針を決めました。

日立市内の小中学校の給食費は月額で小学校が4340円、中学校が4960円でしたが、市では、子育て世帯の経済的な負担を減らそうと、ことし4月から日立市内にある40のすべての小中学校と特別支援学校の給食費の無償化することにしました。
対象となるのは、およそ1万1000人で、市は、給食費の無償化の費用について新年度当初予算案に5億4400万円を計上しています。
予算については、ふるさと納税などを活用することにしています。
日立市の小川春樹市長は、「子育て世代をしっかりと支えるため給食費の無償化をすすめていきたい」とコメントしています。
茨城県によりますと、県内では潮来市や大子町などでも小中学校の給食費の無償化を行っているということです。