かすみがうら市の農場からの「移動制限区域」を解除

茨城県かすみがうら市の農場で今月上旬に鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受けて、県はニワトリなどの移動を制限してきましたが、27日午前0時に制限を解除しました。

かすみがうら市にあるホロホロ鳥などを飼育する農場では今月2日に鳥インフルエンザウイルスが検出され、県は半径3キロ以内をニワトリや卵などの移動を禁止する「移動制限区域」に、半径3キロから10キロ以内をその地域からの出荷などを禁止する「搬出制限区域」にしていました。
「搬出制限区域」は今月21日に解除され、その後も周辺で新たな鳥インフルインザの発生がなかったことから、県は27日午前0時に「移動制限区域」についても解除しました。
一方、八千代町と坂東市での鳥インフルエンザの発生に伴う「移動制限区域」と「搬出制限区域」の設定は現在も続いています。
今シーズンは全国的に鳥インフルエンザの発生が相次いでいて、県内の農場でもこれまでに6件確認され、処分されたニワトリなどはおよそ430万羽に上っています。