ヤクルト2軍球場の移転先 守谷市の新総合公園内で最終調整

プロ野球・ヤクルトは、老朽化に伴い埼玉県にある2軍の球場などを茨城県守谷市に移転することを検討していますが、守谷市はこの移転先について、市内に新たに整備する予定の総合公園にすることで球団側と最終調整を進めていることを明らかにしました。
市は、ことし3月までに球団と協定を結び、正式に移転が決まる見通しです。

ヤクルトの2軍が本拠地とする球場や室内練習場は現在、埼玉県戸田市にありますが、施設の老朽化に伴って移転先を検討していて、守谷市が誘致に向けた提案を行い球団と協議しています。
この中で守谷市では、野木崎地区の「常総運動公園」に隣接したおよそ14ヘクタールの土地に新たな総合公園を整備し、その敷地にヤクルトの2軍の球場や屋内練習場、屋外練習場などを移転してもらう案を示し、球団側と最終的な調整を進めているということです。
守谷市は市民の意見などを踏まえて、ことし3月までにヤクルトと協定を結び、正式に移転が決まる見通しです。
市では、4年後の令和9年2月ごろの移転を目指しているということです。
守谷市都市整備課は「2軍本拠地の移転によって交流人口の増加などの波及効果を期待している。地域の活性化や市の知名度アップにつなげていきたい」としています。