石岡市 工事1件を分割 少額工事として随意契約 関係者処分

石岡市の教育委員会で、本来なら競争入札が必要な高額の工事を複数の小額の工事に分割し、入札を行わずに業者に発注していたことがわかり、市は25日、関係した職員5人を減給などの処分としました。

石岡市によりますと、市教育委員会がおととし2月と3月に発注した運動公園の体育館の修繕工事あわせて6件について、本来は複数の業者による競争入札を行う必要がありましたが、発注業務を担当していた当時の課長補佐(58)が、工事1件ごとにそれぞれ2件から4件に分割し、あわせて18件の細かな工事にすることで競争入札の必要がない小額の工事として随意契約で業者に発注したということです。
石岡市では、130万円以上の工事は原則として競争入札を行うことになっていて、課長補佐は市の聞き取りに対し、「年度内に工事を終わらせなければならないという認識から時間のかからない方法を取ってしまった」と説明しているということです。
市は、行政の信用を失墜させたとして、この課長補佐を減給10%3か月の懲戒処分としました。
また、課長補佐から事前に発注の方法についての相談を受けていた当時の部長と次長を訓告の処分にしたほか、決裁に関わった別の当時の課長補佐2人に対して口頭注意の処分を行いました。
石岡市の谷島洋司市長は「今後は不適切な事務処理がないようコンプライアンスを徹底し、再発防止に努めていく」とコメントしています。