川本町で土砂崩れ ダンプカー巻き込まれるもけが人なし
18日午後、川本町の国道沿いの斜面で土砂崩れが起き、国道を走行していたダンプカー1台が巻き込まれました。
警察によりますと運転していた男性は自力で脱出し、けがはないということです。
警察によりますと、18日午後1時半ごろ、川本町の国道261号沿いの斜面で土砂崩れが起き、国道を走行していたダンプカー1台が巻き込まれました。
ダンプカーには運転手の男性が1人乗っていましたが、自力で脱出してけがはないということです。
警察によりますと、ほかに巻き込まれた車や人は今のところ確認されていないということです。
管理する県などでは崩れた斜面の規模について調査中としていますが、NHKのカメラが現場で撮影した映像からは、流れ込んだ土砂や岩のようなものが人の背丈ほどになっている様子が確認できます。
県によりますと、斜面に沿って落石を防止する「ロックネット」と呼ばれる金網が設置されていますが、土砂はその金網の下を滑り落ちるように国道に流れ込んだとみられるということです。
県が現場付近を16日パトロールした際には異常は確認されていなかったということで、崩れた原因などを調べています。
現場は川本町を流れる江の川に沿って走る片側1車線の国道で、土砂の撤去作業や安全確認のため通行止めになっていて、解除は19日以降になるということです。