渋川市の魅力を発信 地元を舞台にしたオリジナル脚本の朗読劇
渋川市の魅力を発信し、誘客や知名度向上につなげようと、地元を舞台にしたオリジナル脚本の朗読劇が11日、行われ、人気アニメで活躍している声優たちが朗読を披露しました。
この朗読劇は、「渋川市まちづくり財団」が地域の魅力を県内外の人に知ってもらい、街の活性化を図ろうと去年から開いています。
11日、朗読劇に参加したのは多くの人気アニメで活躍している梶裕貴さんや小野友樹など4人の声優たちです。
ことしは、渋川市赤城地区にある国指定の重要有形民俗文化財、「上三原田の歌舞伎舞台」を題材にしたオリジナルの脚本が用意され、声優たちは登場人物になりきり、感情を込めて朗読を披露していました。
また、朗読劇のあとには参加した声優による対談も行われ、豚のホルモン焼きなど、市内の店舗で販売する料理などについて語っていました。
市内から訪れた50代の女性は、「地元を題材にした朗読劇だったのでとても楽しみでした。地域の活性化につながり、知名度が高まればいいなと思います」と話していました。
主催した「渋川市まちづくり財団」の近藤美孝さんは、「全国各地からお客さんに来てもらい、ありがたく思っています。朗読劇をきっかけに市内のさまざまな観光地をめぐってほしいです」と話していました。