甘楽町でオレオレ詐欺2100万被害
甘楽町の74歳の女性の自宅においの上司やおいなどを装った男から「6000万円が必要だ。足りない分を協力してほしい」といった、うその電話があり、女性は現金2100万円をだまし取られました。
警察は詐欺事件として捜査すると共に同様の被害が後を絶たないことから注意を呼びかけています。
警察によりますと今月7日の午後、甘楽町の74歳のパート従業員の女性の自宅に、おいの上司を名乗る男から「郵便物を間違えて送ってしまった。きょう中に6000万円が必要だ。4000万円集めたので足りない分を協力してほしい」などという電話がありました。
その後、おいを装った男からは「親に言えなくておばちゃんにしか頼れない。携帯電話はロッカーに入っているからかけないで欲しい」という電話もありました。
そして「信用できる者が行く」という電話のあと、この日の夜、訪ねてきたおいの上司の知人を装う男に女性が自宅近くの路上で現金2100万円を手渡したということです。
女性はその後、おいに電話したことで、被害に気づいたということです。
警察の調べに対して女性は「おいが大変なことになったと思い慌ててしまってだまされた」と話しているということで、警察は詐欺事件として捜査を進めると共に、後を絶たない被害に注意するよう呼びかけています。