猛暑日続く群馬 館林市 小学校で運動を原則禁止に

連日、猛暑日が続いている群馬県館林市の小学校では運動を原則禁止にするなど熱中症への対策を強化しています。

館林市教育委員会は連日の厳しい暑さを受けて、環境省が公開している「暑さ指数」に応じて市内11の小学校に対し5段階に分けた熱中症への対応を求めています。
30日も暑さ指数が最高レベルの「危険」になったため、第七小学校では昇降口に置いたボードに手描きのイラストとともに「運動中止」と書かれた紙が貼られていました。
学校は体育や休み時間の運動を原則、禁止にしているということです。
そして、昼休みの前には校内放送で担当の児童が「昼休みの外遊びは禁止してください。室内で過ごす場合もこまめな水分補給をしてください」などと呼びかけていました。
このため児童たちはエアコンや扇風機がある教室の中で遊んだり本を読んだりして過ごしていました。
また、学校はこまめな水分補給をするため児童が自宅から持ち込んだ水筒の中身がなくなった場合に備えて、廊下にウォーターサーバーを設置しています。
6年生の男子児童は、「外で遊ぶために学校に来ているくらいの気持ちでいるのでとても残念です。早く涼しくなってほしい」と話していました。
また、村上一美校長は「新型コロナが落ち着いてきところで残念な気持ちです。登下校や体育の時にはマスクを外すという対策についても、周知していきたい」と話していました。

群馬県教育委員会によりますと、県内の公立の小中高校ではことし4月から30日までに64人の児童や生徒が熱中症の疑いで搬送されていて、去年のおよそ1.7倍に急増しているということです。
県教育委員会は各学校に対して暑さ指数を測る機器を配布するとともに、こまめな水分補給やエアコンの使用を呼びかけています。
一方、屋外での授業や部活動についてガイドラインなどは特に設けておらず判断は学校にまかせているということです。