綾部市 山あいにある梅園で「観梅会」 見頃迎える

綾部市の山あいにある小さな梅園で梅の花が見頃を迎え、観梅会が開かれています。

綾部市和木町にある松原梅園は、広さが4アールほどの小さな梅園で、淡いピンクや白などの花を咲かせるおよそ80本の梅の木が植えられています。
ここ数日、天候に恵まれたせいか花が一気に咲き始め、8分咲きになっています。
5日の日曜日から梅を楽しむ観梅会が開かれ、7日も時々、訪れる人たちが気に入った背景を見つけては写真を撮っていました。
この梅園は、地域の高齢化が進む中、梅を植えて活性化につなげようと、30年ほど前に住民が力を合わせてつくりました。
和木町農林業振興組合の谷口和紀 組合長は「雪が多くて花の咲き方を心配していましたが、ことしも咲いてくれてうれしいです。大勢の方に来てもらい、春を楽しんでいただけたらと思います」と話していました。
この梅園の観梅会は、3月12日まで開かれています。