宇治田原町 正寿院で「風鈴まつり」 約2000個飾る
宇治田原町にある寺では、およそ2000個の風鈴を境内に飾る「風鈴まつり」が開かれています。
宇治田原町の「正寿院」では、11年前から境内に風鈴を飾る「風鈴まつり」を毎年、行っています。
催しは先月(6月)から始まり、境内にある石畳には長さおよそ8メートル、高さおよそ3メートルの棚が設けられ、青いあじさいの造花を中に入れた風鈴、およそ200個がつるされています。
このほか境内では、ひまわりや青紅葉の造花を入れた「花風鈴」や、伝統的な手法を用いた「江戸風鈴」と呼ばれる色のついた風鈴などもあり、あわせておよそ2000個の風鈴が飾られています。
風鈴に入れる造花は季節ごとに変える予定で、今後はひまわりや青紅葉、コスモスなどが多くを占めるようになるということです。
21日境内には家族連れなどが訪れ、風鈴のもとで写真撮影をしたり音色に耳を傾けたりして楽しんでいました。
大阪から訪れた50代の女性は、「毎年来ていますが、いつも涼しい音色できれいで楽しく見ていました。花の入った風鈴が特にすてきでした」と話していました。
「風鈴まつり」は、9月18日まで開かれています。