祇園の火事 元従業員を書類送検

去年5月、京都の繁華街、祇園にある日本料理店が焼け、隣接する住宅など6棟に燃え広がった火事で、警察は料理店の元従業員を重過失失火の疑いで書類送検しました。

去年5月、京都市東山区の祇園にある日本料理店から火が出て店の一部が焼けたほか、隣接する住宅など6棟に燃え広がりました。
警察によりますと、当時、火元の料理店のちゅう房で勤務していた男性の元従業員(30)が、排気ダクトを掃除する際、固まった油をバーナーで溶かしていたということです。
警察は、元従業員が危険性を認識していたにもかかわらず、バーナーを使ったため引火して火事になったとして、16日、重過失失火の疑いで元従業員を書類送検しました。
調べに対し、元従業員はときおり出る火花を霧吹きの水で消しながらバーナーを使い続けたと説明し、「火事の原因となったのは間違いありません」と容疑を認めているということです。
当時、この火事で大勢の観光客などでにぎわう京都の繁華街が騒然となりましたが、けが人はいませんでした。
火元の日本料理店はミシュランガイドで三つ星の評価を得ていた老舗で、火事のあと休業し、別の場所で営業を再開しています。