TSMCの工場建設地に隣接 合志市が県に周辺道路の整備要望

台湾の半導体大手TSMCの進出に伴い、周辺地域での交通渋滞が課題となる中、工場の建設地に隣接する合志市の関係者が県庁を訪れ、車線の多車線化など道路の整備を要望しました。

熊本県庁を訪れたのは、合志市の荒木義行市長や地元の住民グループの関係者などおよそ20人で、田嶋副知事に要望書が手渡されました。

合志市は、TSMCが工場の建設を進める菊陽町に隣接していて、朝や夕方の通勤時間帯を中心に周辺道路の渋滞が大きな課題となっています。

要望書では、合志市を東西に通る県道大津西合志線の車線の多車線化や、南北に通る国道387号を4車線にすることなどを求めています。

市議会の特別委員会の坂本武人委員長は「TSMCが進出する前から交通渋滞は課題であり、市民からの要望が多い。県としても具体的な検討に入っていただきたい」と述べました。

これに対し、田嶋副知事は「熊本は半導体の国家戦略のもと、企業の集積に向け環境を整備する責務があるが、最も喫緊の課題は道路整備だ。1日も早い整備に向け一緒に取り組みたい」と話していました。