芦北町の帆掛け船「うたせ船」個人客の乗り合い便の運航始まる

伝統的な底引き網漁を行う芦北町の「うたせ船」に、観光客が個人で申し込んで乗船できる乗り合い便の運航が始まり、関係者向けの体験乗船会が開かれました。

芦北町の「うたせ船」は、うたせ網漁という伝統的な底引き網漁を行う帆掛け船で、観光客が漁の様子を見学できる「観光うたせ船」も、町の漁協によって運航されています。

「観光うたせ船」への乗船は、これまでは団体客に限られていましたが、今月22日からは個人でも申し込むことができる乗り合い便の運航が始まり、28日、関係者に向けた体験乗船会が開かれました。

船上では、高さ10メートルのマストに帆が張られる様子を間近で見学できるほか、底引き網漁の体験では捕れたエビなどをその場で食べることができます。

乗り合い便の運航は11月までで、県の公式観光サイトなどから申し込むことができ、土日と祝日に2人以上の希望があれば運航されます。

観光うたせ船の船頭を務める漁師の谷端広邦さんは「船上から見る海は遮るものもなく、きれいで、陸からとは違う不知火海の景色を楽しんで欲しい」と話していました。