熊本 南関町の神社で祇園祭 4年ぶりに勇壮な舞を奉納

南関町の神社で五穀豊穣など願う祇園祭が行われ、4年ぶりに勇壮な舞が奉納されました。

南関町の小原菅原神社では、境内にある祇園神社で五穀豊穣や無病息災を願う祭り、祇園祭が毎年4月に開かれ、ことしは4年ぶりに町の無形民俗文化財に指定されている舞「古代楽」が奉納されました。

8日は、午後8時ごろになると白や黄色の衣装を身につけた20代から60代までの男性13人が、地元の公民館から神社までのおよそ300メートルを太鼓や鈴を鳴らしながら練り歩きました。

気性の荒い神を能楽で鎮めたことに由来すると伝えられるもので、神社の境内では、長さ2メートルほどの竹の先に取り付けられた太鼓が打ち鳴らされる中、「イサミフリ」と呼ばれる舞い手の3人が太鼓と太鼓の間を往復しながら飛び跳ねたり回転したりして、勇壮な舞を奉納していました。

最後に境内の仕掛け花火に火がつけられると、色とりどりの明かりで舞が照らし出され、辺りは幻想的な雰囲気に包まれていました。

布志木和雄区長は「伝承が途絶えることを心配していましたが、4年ぶりに実施できたので、なんとか次につなぐことができたとほっとしています。今後も続けていきたい」と話していました。