豪雨で大きな被害受けた人吉市で復興支援プロレス

令和2年7月の豪雨で大きな被害を受けた人吉市で、被災者や地域に元気を届けようと、入場無料の「復興支援プロレス」が行われ、市民などが試合を楽しみました。

「復興支援プロレス」は、記録的な豪雨で被災した人吉市の旅館や住宅で、泥のかきだしなどのボランティア活動をしてきた熊本市のプロレス好きの有志でつくるボランティア団体が企画しました。

18日は、人吉第一中学校の体育館に市民などおよそ400人が訪れ、特設のリングで子どもたちが参加したプロレス教室が行われたあと、レスラーたちによる白熱した試合が行われました。

中でも、八代市出身の石田有輝選手と幸村ケンシロウ選手が登場すると、ひときわ大きな歓声がわき起こっていました。

石田選手は「人吉を盛り上げることができて、プロレスラーになってよかったと思いました。復興道半ばの人吉をもっと盛り上げていきたい」と話していました。

観戦した小学生の男の子は「田中将斗選手のファンです。試合は迫力があって楽しかったです」と話していました。

また、小学生と中学生の女の子は「リングの回りで戦ったり、ギャグもたまにあっておもしろかったです」と話していました。