スーパーで肉を盗む 人吉市の職員に停職3か月の懲戒処分

先月、人吉市内のスーパーで肉などを盗んだとして警察に逮捕された人吉市の職員について、市教育委員会は17日付けで、停職3か月の懲戒処分としました。

懲戒処分を受けたのは、人吉市教育部の学校教育課に所属する41歳の任期付きの職員です。

人吉市教育委員会によりますと、職員は先月18日の夜、人吉市内のスーパーで、パック入りの肉など数点を盗んだとして、警察に逮捕されたということです。

市教育委員会は市の信用を失墜させる行為だなどとして、地方公務員法などに基づいて職員を17日付けで停職3か月の懲戒処分としました。

職員は来月までの任期で、教育委員会の調査に対して「生活費を切り詰めたかった」などと話しているということです。

市教育委員会は「市民の皆さまに深くお詫びを申し上げます。2度とこのような不祥事を起こさないよう、職責の重さを共有し、不祥事根絶の取り組みを進めてまいります」とコメントしています。