TSMCと取引がある京都の半導体関連企業 玉名市に進出へ

台湾の半導体大手、TSMCの県内進出に合わせて、取り引きがある京都の半導体関連企業が、玉名市に工場を建設することになり、5日、市と立地協定を結びました。

玉名市に工場を建設するのは、京都に本社がある環境保全装置のメーカー、「カンケンテクノ」です。

5日、社長が県庁を訪れ、県立ち会いのもと市と立地協定を結びました。

この会社は、半導体の製造過程で発生する排ガスの処理装置の生産で世界シェアが2位だということで、台湾のTSMCなどが主要な取引先となっています。

このため、TSMCの県内進出に合わせて玉名市への立地を決めたもので、市内の廃校になった小学校の跡地に、15億円を投資して工場を建設します。

来年1月に着工して9月に稼働する予定で、規模を拡大させながら2026年度には地元を中心に100人を雇用する計画だということです。

今村啓志社長は「TSMCの熊本進出はうれしく、より身近になるのでさらにシェアを増やせるよう頑張りたい」と話していました。

県によりますと、県内での半導体関連企業との立地協定は、昨年度が22件と過去最多で、今年度も4件目となり、TSMCの進出などで半導体関連の設備投資の動きが活発になっています。