麦わらが材料の北欧の伝統的飾り「ヒンメリ」の作品展 都留市

麦わらを材料にした北欧の伝統的な飾り、「ヒンメリ」の作品展が都留市で開かれています。

会場の都留市立図書館には、「ヒンメリ」と呼ばれる北欧のスウェーデンやフィンランドの伝統的な飾りの作品、およそ30点が展示されています。
麦わらなどが材料の「ヒンメリ」は、管の部分に糸を通してつくった三角形を組み合わせた多面体でできていてつるして飾ります。
会場に展示されているのは、いずれも市職員の早川邦江さんが手がけました。
このうち、完成までにおよそ2週間をかけた高さ50センチほどの作品は、無数の三角形がこまやかに組み上げられていて、風を受けてゆっくりと回るたびに表情の違いが楽しめます。
また、壁にかけた作品は長さが違う26個の「ヒンメリ」を合わせたもので、左右対称の円が印象的です。
企画した早川邦江さんは「経年変化で色がどんどんあめ色に変化していきます。植物、自然の美しさをぜひ見てほしいと思います」と話していました。
作品展は都留市立図書館で今月29日まで開かれています。