南アルプス市の中学校 豚飼育から命の大切さを知る学習始まる

豚の飼育から精肉として食べるまでを学び命の大切さを知る学習が南アルプス市の中学校で始まり、12日、生徒たちが2頭の子豚を迎え入れました。

南アルプス市にある私立「南アルプス子どもの村中学校」は、5年前から、豚の飼育から精肉処理、そして、食べるまでの過程を通じて命の大切さを体験する学習を行っています。
12日、学校には韮崎市の農園でうまれた生後3か月の子豚2頭が到着しました。
生徒たちは時折、鳴き声に驚いた様子をみせながら小屋に運び入れました。
このあと農園の園主が豚を放牧する場所に入るときは靴の裏を消毒するなど飼育するうえでの注意点を説明しました。
生徒からは、残った給食を餌としてあげていいかという質問があり、園主はたまねぎやみかんの皮は餌に不向きだと伝えていました。
2頭の豚は、生後7か月まで飼育し、出荷・精肉処理を終えたあとの来年3月に生徒たちの食事として提供されます。
中学2年の岩根利侍さんは「豚の飼育に興味があり、この授業をとりました。お肉にすると考えたら複雑ですけど、生きている間はかわいがってあげたいなと思います」と話していました。
豚を提供した農園の園主、中嶋千里さんは「豚と接することで、命の大切さや生きるということを感じてもらえればと思います」と話していました。