児童数増加の勝山小学校で新校舎完成し竣工式 富士河口湖町
富士河口湖町の小学校で児童数の増加に伴って増築が進められてきた新しい校舎が完成し、13日、竣工式が行われました。
富士河口湖町の勝山小学校では学区内に移住する世帯の増加に伴って児童の数も10年ほど前から増えていて、教室を確保するため特別教室を通常の教室として活用するといった対応が続いていました。
こうした中、総工費がおよそ3億2000万円で、2年ほどかけて敷地内に増築を進めてきた新しい校舎が完成して、13日、竣工式が行われ、関係者がテープカットを行いました。
新しい校舎は鉄骨造2階建ての特別教室棟で、火を使わないIHクッキングヒーターを導入した家庭科室や図工室などが設けられているほか、足の不自由な児童が負担無く移動できるようエレベーターも完備されています。
渡辺喜久男町長は「子どもの受け入れ準備が整い、大変安どしている。普通教室については勉学だが特別教室ではそれ以外、これからの人生に役立つ教育がされるということで、これを併せ持って子どもたちには大きく羽ばたいてほしい」と話していました。
竣工した特別教室棟の運用は新年度から始まります。