富士河口湖町で3年ぶりの樹氷まつり 観光客でにぎわう
富士山のふもと富士河口湖町で樹氷まつりが3年ぶりに開かれ、多くの観光客でにぎわっています。
「西湖樹氷まつり」は、冬ならではの光景を富士北麓地域で観光客に楽しんでもらおうと富士河口湖町などが開いています。
新型コロナウイルスの影響で中止が続いていましたが、ことし3年ぶりに開催され、会場の西湖野鳥の森公園には組み上げた木に水を吹きかけて凍らせた高さ5メートルほどの樹氷8種類が展示されています。
樹氷は世界遺産登録から10年を迎える富士山やえとのうさぎなどをイメージして作られたということで、29日は午前中から多くの人が訪れ、散策や写真撮影を楽しんでいました。
宮城県から訪れた20代の男性は「初めて来ましたが、樹氷の迫力に驚きました」と話していました。
西湖野鳥の森公園の外川英樹園長は「寒波の影響もあり良い樹氷ができたので、多くの人に楽しんでほしいです」と話していました。
樹氷まつりは、来月5日までで、日没から午後7時の間は樹氷のライトアップが行われます。