山梨中央銀行 昨年度決算 3期ぶりの増益

山梨中央銀行 昨年度決算 3期ぶりの増益

山梨中央銀行のことし3月までの1年間の決算は、企業の事業承継の仲介などの手数料収入が増えたことなどから、3期ぶりの増益となりました。

甲府市に本店がある山梨中央銀行は16日会見を開き、ことし3月までの1年間の決算を発表しました。
それによりますと、企業の売り上げにあたる「経常収益」は、国債などの売却による利益が減ったことなどから410億4700万円と前の期よりも7.6%減り、2期ぶりの減収となりました。
一方、本業のもうけを表す「コア業務純益」は、企業の事業承継の仲介や顧客ごとの融資の仕組みを作ることにともなう手数料収入が増えたことなどから90億6700万円と前の期よりも7%増えました。
この結果、最終的な利益にあたる「当期純利益」は、38億1000万円と前の期よりも43.4%増えて3期ぶりの増益となりました。
また、来年3月までの今期の業績の見通しは、貸出金の利息の増加や経費の減少などにより、「当期純利益」は前の期よりも4.9%多い40億円を見込んでいます。
山梨中央銀行の田中教彦常務取締役は「コロナ禍で先行きに明確な明るさが見えない中で、法人のコンサルティング業務や個人の金融商品の関係が伸びて業績に大きく寄与した。今年度もスピード感を持ってニーズにこたえることで業績の伸びにつなげたい」と話しています。