菅新首相就任 県内各界の反応は

菅氏が新たな総理大臣に就任したことを受けて、菅さんと同世代の笛吹市でぶどうを栽培している雨宮君雄さん(72)は「私は20代前半からずっと農業を続けていますが、菅さんも秋田県の農家の生まれだと聞いていますので、日本の農業のことはかなり理解してくれると期待しています。毎年のように異常気象が続いていて、全国的に大雨などでかなりの被害が出ていますが、自分たちが大きな災害の影響を受けた時にいち早い救済をお願いしたいです。農家は高齢化が進んでいますので、そちらの対策も考えていただきたい」と話していました。

県内の有数の観光地、富士河口湖町の観光関係者からは新型コロナウイルスの影響で激減しているインバウンド需要の回復に努めてほしいといった声が上がっています。
富士河口湖町観光連盟の山下茂代表理事は「菅氏は地方出身で地方を大切にしてくれると思う」としたうえで「この地域の観光業はインバウンドで支えられてきたので、新型コロナウイルスを抑えた国から1か国ずつでも交流を再開してもらいたい。4〜5年先になるかもしれないが、インバウンドが戻るための基礎を築いてほしい」と話していました。

新たに就任した菅総理大臣に対し、甲府商工会議所の進藤中会頭は「新型コロナウイルスの影響を受けている中小企業への支援や地方の活性化に力を入れてほしい」と述べました。

菅氏が新たな総理大臣に就任したことを受けて、甲府商工会議所の進藤中会頭はNHKの取材に答え、「安倍政権の3本の矢の柱の1つだった地方創生を新しい政権でも継承してほしい。新型コロナウイルスの影響で大変苦しい状況にある中小企業に対する支援を強化し事業や雇用を継続できるようにしていただきたい。もう1つはこれまで東京一極集中のために地方では人口の流出が進んできたが、リニア中央新幹線や中部横断自動車道など社会資本への投資を積極的に行って地方の活性化につなげてほしい。新型コロナウイルスをきっかけにリモートワークによる社会生活も可能になったので、政府の主導でサテライトオフィスの地方への誘致や2つの地域で居住することの促進などにも力を入れてほしい」と話していました。