鮎釣り監視員の男性が川に流され死亡 安芸市

17日朝、高知県安芸市の川で釣り人に許可証の確認業務を行っていた40代の男性が川に流され、死亡しました。

17日午前8時50分ごろ、高知県安芸市の安芸川で、「男性が川に流された」という通報が消防にありました。

警察や消防が捜索にあたり、およそ30分後、200メートルほど下流の浅瀬で仰向けに倒れている男性を見つけましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

警察や消防によりますと、亡くなったのは、警備会社に勤務する安芸市の40代の男性で、17日朝は、同僚と2人で、地元の漁協から委託を受けた業務として、あゆの釣り人らに許可証の確認などを行っていたということです。

警察に対し同僚の男性は「対岸にいた釣り人の許可証を確認するために川を横断しようとしたが、足を滑らせて転倒し、そのまま流された」と話しているということです。

当時、男性はライフジャケットを着用していなかったということで、警察は業務上過失致死の疑いも視野に安全管理に問題がなかったか、当時の詳しい状況を調べています。