手数料着服か 香南市が職員告訴

高知県香南市は、去年環境対策課に勤めていた男性職員が適切な会計処理をせず、およそ450万円を着服したとして、12日業務上横領の疑いで告訴しました。
警察は告訴状を受理し、捜査を進める方針です。

告訴されたのは、香南市の環境対策課に勤めていた20代の男性職員です。

香南市などによりますと、この男性職員は、粗大ゴミを処理するために市民が券売機で購入する手数料の売り上げ金を会計課に納める担当をしていましたが、平成28年の4月から、およそ1年間分の売り上げ金、449万円あまりを適切な会計処理をせずに着服していたということです。

去年8月、上司の課長が収入額が少ないことに気づき、職員をただしたところ「入金を忘れていた」と話し、翌日に全額返金したということです。

香南市は警察に対応を相談していましたが12日、この男性職員を業務上横領の疑いで告訴しました。


男性職員は、香南市の聞き取りに対して「売り上げ金を納入せず、自分の机で保管したことは間違いありませんが、横領だとは思いませんでした。不適切な処理だったと、反省しています」と話しているということです。

一方香南市はNHKの取材に対し「現職の職員を告訴する事態になったことを市民に深くおわびします。全容の解明と、信頼の回復につとめていきます」と話しています。

警察は告訴状を受理し、捜査を進める方針です。