明石市で色鮮やかな洋ラン集めた展示会
春らしい暖かな日が続き、さまざまな花が彩りを添える季節になってきました。
明石市では、色鮮やかな洋ランを集めた展示会が開かれています。
明石市の県立明石公園にある「花と緑のまちづくりセンター」では、10年前から、温室でおよそ300品種の洋ランを栽培していて、白や紫など、見頃を迎えた100品種が展示されています。
このうち、中米が原産の「オンシジウム・スプレンディダム」は、花びらの形が人形が踊っているように見えることから、「ダンシングドール」とも呼ばれています。
また、「パフィオペディラム・ミクランサム・アルバム」は中国原産で、唇弁と呼ばれる袋状に丸くなった花びらに昆虫を誘い、受粉を促します。
「花と緑のまちづくりセンター」の松永龍児さんは「色の濃い、形のよい希少なランがたくさんあるので、ぜひ見に来て欲しい」と話していました。
この洋ランの展示会は、見頃の花を入れ替えながら、4月下旬まで開かれるということです。