福崎町でカレー販売開始 皿はご当地キャラクターの頭イメージ

妖怪で町おこしをしている福崎町で、ご当地キャラクター、かっぱの「ガジロウ」の頭の皿をイメージした皿に入れたカレーの販売が始まりました。

福崎町では、地元出身の民俗学者、柳田國男が著書で紹介したかっぱにちなんで、町のキャラクター「ガジロウ」を使って、町おこしを進めています。
６日から、町の辻川観光交流センターで、かっぱの頭をイメージした皿に入れた「ガジカレー」の販売が始まり、これを記念して、特別に「ガジロウ」がカレーを運びました。
そして、「ガジロウ」の妹役として、ふるさと大使を務める県出身のお笑いタレント「アルミカン」の赤阪侑子さんと相方の高橋沙織さんが試食し、赤阪さんは「うまみが詰まっていて、妖怪も喜ぶおいしさです」と話していました。
「ガジカレー」は、センターの運営を行う会社が観光客を呼び込むためにご当地グルメを作ろうと開発し、町の特産品「もち麦」が多く使われているのが特徴で、スパイスと和風だしを使ったカレーのほか、リゾットカレーやココナツを使った白いカレーもあります。
福崎町地域振興課の藤田裕文課長補佐は「もち麦とカレーは相性がいいので、どんどん食べてもらい、もち麦の魅力を発信し、観光客を増やしたい」と話していました。