福崎町 ゴルフ場にふるさと納税自販機「納税額3億円めざす」

福崎町はふるさと納税の手続きができる自動販売機を町内のゴルフ場に設置しました。
返礼品となる利用券をその場で受け取れるということで、町はふるさと納税の増加につなげたい考えです。

自動販売機は神奈川県の会社が開発し、県内で導入するのは福崎町が初めてです。
28日に行われた運用開始式には、町のキャラクター、カッパの「ガジロウ」が出席して実際に機械を操作しました。
タッチパネルの画面で寄付する額を1万円から100万円の9種類から選び、運転免許証を読み取らせると住所や名前が自動で入力されます。
そしてクレジットカードで決済して出てくるレシートを受付で渡すと、返礼品となる利用券をその場で受け取ることができるということで、1万円の寄付であればプレー代やレストランの支払いに3000円分使えるということです。
福崎町へのふるさと納税額は昨年度、およそ6600万円で県と41の市と町の中で37位だったということで、町は手続きを簡単にすることでふるさと納税の増加につなげたい考えです。
尾崎吉晴町長は「町を訪れた人たちに町の魅力を知ってもらい、その場でふるさと納税をしてほしい。子育て支援や教育環境の充実に使っていきたいので、ずばり納税額3億円を目指したい」と話していました。