ネスタリゾート神戸 USJ業績立て直した森岡氏ら経営権取得

兵庫県三木市にあるテーマパーク「ネスタリゾート神戸」について、USJ=ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの業績を立て直したことで知られる森岡毅氏の会社などが経営権を取得したことを明らかにしました。

「ネスタリゾート神戸」は、経営破綻した年金保養施設の「グリーンピア三木」を引き継ぐ形で2016年にオープンしたテーマパークです。
甲子園球場およそ60個分に当たる230万平方メートルの敷地で、バギーやカヌーなどを体験できるほか、ホテルも備えています。
この施設について、USJの業績を立て直したことで知られる森岡毅氏が立ち上げたマーケティング会社「刀」と、大阪に本社がある不動産会社の「サムティ」が共同で経営権を取得することになり、5日、大阪市内のホテルで記者会見が行われました。
この中で、森岡氏は「デジタルコンテンツがはやっている今、生の体験をどこよりも強烈に、深く、強く届けることができると思う。これを全国の地域創世のモデルケースにしていきたい」と意気込みを語りました。
森岡氏の会社は、2018年から「ネスタ」を営業面で支援してきましたが、資金力やアイデアでアトラクションなどをより魅力的なものにしたいとして共同での経営権の取得を決めたとしています。
森岡氏らは、今後、アトラクションの拡充や外国人観光客を誘致するための仕掛け作りを進めることにしています。

【森岡毅氏とは】。
「ネスタリゾート神戸」の経営権を引き継ぐ会社の一つ、「刀」の森岡毅氏は、USJ=ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの業績を回復させたことで知られています。
森岡氏は2010年、当時、入場者数が低迷していたUSJに入社。
2012年にCMO=最高マーケティング責任者に就任して、映画「ハリー・ポッター」の世界を再現したエリアなど新たなアトラクションを導入したり、ハロウィーンやクリスマスに合わせたイベントなどを企画したりして集客につなげてきました。
2017年にはマーケティング会社の「刀」を立ち上げたあとも、埼玉県にある「西武園ゆうえんち」の大規模な改装に携わり、昭和の商店街や特撮映画の世界を楽しめるエリアをつくるなど、テーマパークの運営に関わってきました。