兵庫県では6日にかけ大雨の恐れ 土砂災害などに十分注意を

台風4号は5日朝、九州で温帯低気圧に変わりました。
一方、暖かく湿った空気が流れ込む影響で、県内では6日にかけて大雨となるおそれがあり、気象台は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、台風4号は5日朝、長崎県佐世保市付近に上陸したあと、午前9時に九州で温帯低気圧に変わりました。
県内では温帯低気圧の影響で、引き続き暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、南部では5日夜遅くにかけて局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。
1時間に降る雨はいずれも多いところで、南部で30ミリ、北部で20ミリと予想され、6日昼までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、南部で80ミリ、北部で50ミリとなっています。
県内では3日の大雨で地盤が緩んでいるところもあり、予想以上に雨雲が発達した場合や停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するとともに、竜巻などの激しい突風や落雷に注意するよう呼びかけています。
【農園では大雨への備え】。
兵庫県淡路島の北部、淡路市でタマネギやバジルなど年間を通しておよそ40種類の野菜や果物をおよそ15人で生産している農園では、5日朝から大雨の備えに追われています。
農園の広さはおよそ6ヘクタールで、このうち、今月下旬から収穫が始まるいちじくの果樹園では、雨の対策として土を掘って排水用の溝をつくり、枝を支柱に固定して風に備えていました。
農園を管理している山本寛さんは「急な大雨で野菜も果樹も大きな影響を受けるので、水路の点検を欠かさないようにしたいです」と話していました。