淡路市で高齢ドライバーの交通安全教室 車の死角を確認

高齢ドライバーによる交通事故が後を絶たない中、淡路市で高齢者を対象に車の死角を確認する交通安全教室が行われました。

この教室は、車の死角などを確認し、高齢ドライバーの安全運転につなげてもらおうと県が行ったもので、淡路市の会場には60代から80代のおよそ30人が集まりました。
参加者は、およそ40本の三角コーンが車の周辺に置かれたことを確認したうえで運転席に座り、車のすぐ後ろにある幼い子どもの高さほどのコーンが見えなくなることを確認すると驚いた様子でした。
講師を務めるJAF=日本自動車連盟の職員は、運転する前に車の周辺を点検することや、見えにくい場所は体や首をひねって安全を確認してほしいと伝えていました。
参加した72歳女性は「日々運転しますが死角がこれほどあるのかと改めて認識できた。さらに細心の注意を払って無事故無違反に努めます」と話していました。
県によりますと、県内の人身事故のうち、高齢ドライバーの割合は増加傾向となっていて、先月からは一定の違反歴がある75歳以上のドライバーを対象に、免許の更新の際に実際に運転して技能をチェックする検査が義務づけられています。
兵庫県生活安全課の山本貴義主幹は「運転経歴が長いと慣れがあるが、自分の安全は自分で守るのが基本なので、安全運転について改めて知り、意識を高めてもらいたい」と話していました。
この安全教室は今後、県内4か所で行われる予定です。