建設機械運転講習時間不足補講を

建設機械の運転教習などを行っている北九州市の教習所が、平成25年から4年間にわたり法律で定められた講習の時間を満たしていなかったとして、福岡労働局はこの教習所を2日から2か月間の業務停止処分としました。労働局はこの間に運転などの資格を取得した9200人余りは有効な資格を取得していないとして、補講を受けるよう呼びかけています。

福岡労働局によりますと、神戸製鋼グループの1つで、千葉県市川市に本社を置く建設機械の運転教習所、「コベルコ教習所」のうち、北九州市小倉北区にある教習所は平成25年から4年間にわたり、小型クレーンやフォークリフトの運転などの講習を、昼前に最大で15分早く終了していたということです。
運転資格の取得に必要な講習の時間は法律で定められていることから、この間に受講した9247人については、有効な資格を取得してないことになります。
昼間に講習を早めに切り上げた理由について、会社は、受講者の昼食時間を確保するためだったとしています。
福岡労働局はこの教習所に対し、2日から2か月間の業務停止処分にしました。
この間に資格を取得した人は教習所が行う補講を受ければ資格は有効になることから、労働局は速やかに補講を受けるよう呼びかけています。
「コベルコ教習所」は、「安全に関わる教習業務の信頼を揺るがす行為で、関係者のみなさまにおわび申し上げます。対象の受講者には個別に連絡をしているので、補講を受けていただきたい」と話しています。