10年前の傷害事件 「工藤会」傘下組織の組員ら初公判

10年前、北九州市八幡西区の路上で、信号待ちの車に乗っていた男性を刃物で刺して大けがをさせたなどとして、傷害の罪に問われている特定危険指定暴力団「工藤会」の傘下組織の組員らの初公判が開かれ、被告らは起訴された内容を認めました。

「工藤会」の傘下組織の組員、竹内信二被告(58)と、嶺隆啓被告(41)は10年前の平成24年9月、八幡西区の交差点で信号待ちの車の助手席に乗っていた不動産会社の経営者の男性(当時72)の胸などをナイフで複数回刺し大けがをさせたとして、傷害の罪に問われています。

5日、福岡地方裁判所小倉支部で開かれた初公判で、2人は「間違いありません」と述べて、起訴された内容を認めました。

検察は、冒頭陳述で「竹内被告は嶺被告が運転するバイクの後部座席に乗って被害者の車に近づき、持っていたレスキューハンマーで窓ガラスを割り左の腕や胸などを少なくとも4回刺した」などと述べました。

一方、竹内被告は、この事件とは別に11年前に福岡県福津市で建設会社の社員の自宅に複数の銃弾が打ち込まれた事件に関わったとして、先月28日に逮捕され、警察が捜査を進めています。