築上町出身 松鳳山が引退会見「16年間いい相撲人生」

築上町出身 松鳳山が引退会見「16年間いい相撲人生」

大相撲の現役最年長の関取として今月引退した築上町出身の松鳳山が会見し「継続は力なりと思って稽古をずっと続けてきた。16年間すごくいい相撲人生だった」と振り返りました。

放駒部屋の松鳳山は築上町出身の38歳。

平成18年春場所で初土俵を踏み身長1メートル76センチと力士としては小柄ながら持ち味の突き押し相撲で長く幕内で活躍しました。

最高位は小結でした。

現役最年長の関取として十両12枚目で臨んだ先場所は3勝12敗と負け越し、今月22日に引退を発表しました。

松鳳山は28日東京・両国の国技館にある相撲教習所で会見し「すっきりした気持ちだ。もうちょっと長く相撲を取りたかったが相撲を取るのが怖くなった。目標としていた40歳まで関取でいることが達成できなかったことだけは心残りだ」と心境を語りました。

また、思い出に残る相撲として同じ福岡県出身で同い年の元大関・琴奨菊、秀ノ山親方との一番をあげ「九州場所の時には特に負けたくないと思った。長い相撲でも声援が力になっていい相撲が取れた」と振り返りました。

そしてみずからの土俵人生について「継続は力なりと思って稽古をずっと続けてきた。同じことを繰り返す強さというのはある。お相撲さんでいることを常に意識しながらの16年間だったが、すごくいい相撲人生だった。いろんな人に支えてもらい応援もしてもらったので本当に感謝しかない」と語りました。

会見に同席した師匠で元関脇・玉乃島の放駒親方は「本当に稽古を休まない力士だった。若い力士もその姿を見ていていい手本になっていた」と努力し続けた姿をねぎらっていました。

松鳳山は日本相撲協会には残らずみずからの力士経験を踏まえ、さまざまな競技のアスリートに食事面のサポートをする仕事にあたっていきたいとしています。