志賀町長 別の業者からも現金 加重収賄などの疑いで再逮捕

町発注工事の入札をめぐり業者に最低制限価格を漏らしたなどとして、10月に逮捕された志賀町の小泉勝町長が別の業者にも最低制限価格を漏らし落札させた見返りに、現金20万円を受け取ったとして加重収賄などの疑いで再逮捕されました。

再逮捕されたのは志賀町長の小泉勝容疑者(57)です。
警察によりますと、町が発注した工事の一般競争入札の参加業者に最低制限価格を漏らして落札させた見返りに、現金20万円を受け取ったとして加重収賄や官製談合防止法違反などの疑いが持たれています。
また、落札した土木業者の代表、米木義則容疑者(68)も贈賄と公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕されました。
警察は2人の認否について明らかにしていません。
警察によりますと、志賀町がことし6月7日に行った町道の改良工事の入札で、この業者は最低制限価格と全く同じ金額で落札したということです。
一方、小泉町長は別の土木業者にも最低制限価格を漏らして落札させた見返りに、現金50万円を受け取ったとして業者などとともに10月に逮捕されていましたが、金沢地方検察庁は20日、小泉町長を加重収賄などの罪で、土木業者の代表を贈賄などの罪でそれぞれ起訴しました。
警察は贈収賄の詳しいいきさつについて引き続き調べ、事件の全容解明を進めることにしています。
志賀町の小泉勝町長が再逮捕されたことについて、職務代理を務めている庄田義則副町長は「重く受け止めざるを得ないと思っています。改めて町民に謝罪します」と述べました。
志賀町は11月15日に暫定的な措置として町長が入札の「最低制限価格」を決める仕組みを見直しましたが、庄田副町長は「まだ変更しなければいけないところもあり、新町長のもとで検討していきたい。町民に信頼される町政を推進して信頼回復に努めたい」と話しました。