志賀町の火災 病気患った女性 今も連絡取れず
22日、志賀町で木造の小屋が全焼し、1人が遺体で見つかった火事で、この小屋には病気を患った48歳の女性が1人で暮らしていたとみられることが、捜査関係者への取材でわかりました。
この女性と火事のあと、連絡が取れなくなっていて、警察が身元の確認を進めるとともに、詳しい出火の原因を調べています。
22日午後4時すぎ、志賀町の櫻井正彦さん(78)が所有する小屋から火が出て全焼し、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
遺体は、火事の翌日、火事を通報した櫻井さんの妻が、「次女が小屋に住んでいる」と申告し、警察などが行った捜索の結果、見つかっていて、警察は、亡くなったのは現在も連絡が取れていない48歳の次女とみて、身元の確認を進めています。
捜査関係者によりますと、次女は小屋に1人で暮らし、病気を患っていたことから、家族が日ごろから様子を見に来ていたということです。
現場は、小屋の中央付近の焼け方が最も激しく、焼け跡からは、ライターやカセットコンロが見つかったということで、警察が引き続き、詳しい出火の原因を調べています。