金沢市で花見シーズン前に市の職員がゴミ拾い

桜の開花が宣言された金沢市では、花見客などにきれいな町並みを見てもらおうと、市の職員らがゴミ拾いに取り組みました。

この活動は、桜が開花するこの時期に合わせ、金沢市が毎年行っています。
23日は市役所前の広場に市の職員や企業の社員など約300人が集まり、村山卓市長が「冬の間にたまった汚れをきれいに掃除して花見の時期を迎えられるよう、安全に気をつけてながら作業に取り組んでほしい」とあいさつしました。
このあと、参加した職員や社員はそれぞれ班に分かれ、市役所前の通り沿いや歩道に落ちている紙くずやたばこの吸い殻などを火ばさみで拾っていきました。
兼六園の周辺などでも活動は行われ、約30分ほどの間に重さにして50キロ以上のゴミが回収されたということです。
参加した金沢市の男性職員は「あまりごみは落ちていませんでしたが、町をきれいにすることができてよかったです。気持ちよく花見を楽しんでもらえたらうれしいです」と話していました。