金沢市は小中学校などの入学式で出席者にマスク着用求めず
金沢市は、4月行われる市内の小中学校などの入学式で、出席する児童生徒や教職員、保護者などにマスクの着用を求めないことを決めました。
文部科学省が先週全国に通知したマニュアルに基づき、国歌や校歌の斉唱の時に一定の間隔を空けるなど、必要な感染対策を講じるとしています。
金沢市は、4月に行われる市内の小中学校などの入学式では、児童生徒や教職員、保護者、来賓にマスクの着用を求めないことを基本にします。
文部科学省が先週、全国の教育委員会などに通知した4月1日以降の教育現場での対応マニュアルに沿って、発熱やのどの痛み、せきなどの症状がある人は出席を見送ってもらうこと、国歌や校歌の斉唱のときには体の中心から前方1メートル、左右50センチ程度の間隔を空けることなど、必要な感染対策を講じるとしています。
その上で、さまざまな事情からマスクの着用を希望する人や、健康上の理由から、マスクを着けられない人もいることから、学校側がマスクの着け外しを強いることがないようにし、マスク着用の有無による差別や偏見がおきないよう、適切な指導を行うなどとしています。