中能登町で住宅火災1人遺体で見つかる 住人男性と連絡取れず
24日夜、中能登町の住宅で火事があり、焼け跡から男性1人が遺体で見つかりました。
火事のあとこの家に住む49歳の男性と連絡が取れなくなっていて、警察は、身元の確認を進めるとともに、2階の部屋にあった電気ストーブが火元になった可能性が高いとみて、詳しい原因を調べています。
24日夜10時40分すぎ、中能登町二宮の住宅から広瀬貴美子さん(75)の住宅から火が出ました。
消防車14台が出て、火は約2時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅、150平方メートルあまりが全焼し、焼け跡から男性1人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、この家には母親の貴美子さんと息子の武明さん(49)が暮らしていますが、火事のあと武明さんと連絡が取れなくなっているということです。
貴美子さんは避難して無事でした。
また、警察と消防がけさから現場検証を行った結果、武明さんが寝室などとして使っていた2階、南側の部屋の燃え方が激しかったということです。
警察は、現場の状況などから、この部屋の布団のそばに置かれていた電気ストーブが火元になった可能性が高いとみて、火事の詳しい原因を調べるとともに、亡くなったのは武明さんとみて、身元の確認を進めています。
現場は、中能登町役場から南東に約2.5キロ離れた住宅が広がる地域です。