国際クルーズ船寄港再開を歓迎 高校生がさつま揚げでもてなし
新型コロナの対策の緩和で今月から受け入れが再開された国際クルーズ船の旅行客に鹿児島の食を楽しんでもらおうと、高校生が自分たちが作ったさつま揚げを販売しました。
国際クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」が18日朝入港したのは鹿児島市の「マリンポートかごしま」です。
このクルーズ船の乗客に鹿児島の食を楽しんでもらおうと、鹿児島南高校の生徒14人は、ターミナルにブースを構え自分たちが開発したさつま揚げを販売しました。
販売したのは、鹿児島名物のさつま揚げにパン粉を付けて揚げた「いおコロ」で高校生たちは英語で「フィシュケーキ」などと話し魚のすり身が使われていることなどを外国人の観光客に説明していました。
クルーズ船の1400人余りの乗客のうち7割以上がアメリカやカナダなど外国からの乗客でおよそ8時間滞在して夕方に韓国のチェジュ島に向けて出港しました。
南アフリカからの乗客は「高校生の説明は商品を理解するのにとても助けになりました。鹿児島の美しさも楽しんでいます」と話していました。
参加した高校2年の男子生徒は「これまで外国人の人と触れ合う機会がなくとても緊張しました。これからも鹿児島と日本の魅力を伝えられるように頑張っていきたいです」と話していました。