沖縄戦など戦没者の名前読み上げ 鹿児島県出身者の名前も

77年前の沖縄戦で、日本軍の組織的な戦闘が終わったとされる「慰霊の日」に合わせて、20万人を超える戦没者の名前を1人ずつ読み上げる取り組みが進められ、3000人近い鹿児島県出身者の名前も読み上げられました。

沖縄では23日、「慰霊の日」を迎え、県内は平和への祈りに包まれました。

沖縄戦から77年となることしは、慰霊の日にあわせて、今月12日から沖縄県糸満市の平和祈念公園にある「平和の礎」に刻まれた沖縄戦などの戦没者24万人余りの名前すべてを読み上げる取り組みが、およそ1500人が参加して進められてきました。

22日と23日は平和祈念公園で行われましたが、それ以前はオンラインで進められ、今月21日には鹿児島市出身で東京・八王子市に住む郡山力郎さん(77)が鹿児島県出身者2929人のうち500人の名前を読み上げていました。

友人の誘いで参加したという郡山さんは、生まれる前に戦争で亡くした父親のことを思いながら名前を読み上げたということです。

郡山さんは「戦争のむごさは忘れてはならないですし、平和を追求することは特に若い世代を中心に引き継いでいってほしい。今回のような名前を読み上げる取り組みも1つの行事として今後も続けてもらいたい」と話していました。