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熱中症対応8月末まで日中限定で救急車1台増に 岡山市消防局

岡山市消防局は、熱中症の疑いによる救急搬送が増える8月末までの日中限定で救急車を1台増やし、患者の速やかな搬送を目指します。

救急車が追加で配置されたのは、岡山市北消防署の番町分署で15日から8月末まで、午前8時半から午後5時15分の間は1台多い2台態勢となります。
市消防局管内での救急車の出動は、去年が3万8201件と過去最多で、月別で見ると最も多かったのが8月の3848件、次いで7月の3685件で、熱中症の疑いで搬送されるケースが目立ったということです。
市消防局の救急車が現場に到着するまでの平均時間は9分24秒ですが、去年8月は平均が9分54秒で、中には10分を超えるケースもあったということです。
市消防局の救急車は市内の消防署と分署であわせて21台が稼働していますが、患者を速やかに搬送するため、市の中心部にある番町分署に夏季限定で日中の時間帯に1台追加することにしました。
市消防局救急課の平川勝浩課長補佐は「消防としても救急隊を増やすなど対策を行っているが、市民の皆さんもこまめに水を飲むなど、熱中症にならないよう体調管理に努めてほしい」と話していました。

07/16 14:03
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