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NHK松江放送局
松江城での倒木受け 松江市や樹木の専門家が緊急調査
先月（６月）、悪天候の中で国宝・松江城の敷地内に植えられていた松の巨木が倒れているのが見つかったことを受け、松江市や樹木の専門家がほかの木についても倒れるおそれがないか安全性を確認する緊急の調査に乗り出しました。
先月２３日、雨と風が強まる悪天候の中、国宝・松江城で、高さおよそ２０メートル、直径１メートルの黒松が折れて、敷地内の通路をふさぐように倒れているのが見つかりました。
けがをした人はいませんでしたが、松江市の調べで木の幹の内部が腐っていたことが分かりました。
このため、松江市は、２日、樹木の専門家とともに、ほかの木についても倒れるおそれがないか安全性を確認しようと緊急で調査に乗り出しました。
松江市によりますと、人通りの多いところにある大きな松や杉などの状態について目視で確認したということで、今後、詳しい調査を進め、今月（７月）８日に予定している上定市長の定例会見で結果を公表したいとしています。
松江城は市民や観光客が多く訪れ、再び倒木が発生すると人が巻き込まれるおそれもあることから、松江市は倒れるおそれのある木が見つかった場合は伐採も含めた対応を検討する方針です。
07/02 19:50