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1日夜から雨強まる 2日夕方にかけ土砂災害に警戒を

梅雨前線の影響で、県内では1日夜から雨が強まり2日にかけて大雨となる見込みです。
気象台は2日夕方にかけ土砂災害に警戒するよう呼びかけています。

松江地方気象台によりますと、梅雨前線の影響で県内には1日未明から発達した雨雲が次々と流れ込み、雨が強まりました。
6月29日夜の降り始めから1日午後5時までに降った雨の量は吉賀町で145ミリ、津和野町で86.5ミリ、浜田市金城で78ミリなどとなっています。
午後5時半の時点で、益田市、津和野町、吉賀町には大雨警報が出ていて、吉賀町では、町内全域の2972世帯5609人に避難指示が出されています。
現在、県内では雨は弱まっていますが、西部では1日夜から、東部では2日未明から再び雨が強まり大雨となる見込みです。
1日夜、1時間に降る雨の量は、いずれも多いところで東部と西部で20ミリと予想され、2日は全域で40ミリと予想されています。
また、2日夕方までの24時間に降る雨の量は、東部と西部で150ミリ、隠岐で80ミリと予想されています。
気象台は2日夕方にかけて土砂災害に警戒するとともに、浸水害や河川の増水に十分注意し、落雷や突風に注意するよう呼びかけています。

交通機関にも影響が出ています。
JR西日本によりますと2日、山口線は益田駅と新山口駅の間で始発から運転を見合わせます。
また、特急「スーパーおき」は、この区間のみ、夕方ごろまで運転を取りやめます。
一方、木次線は始発から通常通り運行されます。
JRはホームページで最新の運行状況を確認してほしいとしています。
07/01 18:20
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